自分に合ったゴルフ練習場の選び方!ポイントを抑えて快適な練習を行おう!
どんな練習場を選ぶべきなのか?
日本国内には、およそ3000ものゴルフ練習場があります。
ゴルフを練習しようとした時に、選択肢が多いことはありがたいのですが、どういう視点から練習場を選ぶべきなのかという方針がなければ、迷ってしまうかもしれません。
自分に合った練習場を選ぶためには、どんなことに注目すればいいのでしょうか?
・打席の向きを把握しやすい練習場がおすすめ
ゴルフにおいて大切なことの1つは、狙った方向へボールを打つことです。
そのためには、当然ながら、狙いをつけている場所に自分が向いている必要があります。
練習場はたくさんの人が同時に練習する場所で、それぞれの打席が向いている方角は異なっています。
練習場に設置している目標物によって、自分の打席がどんな方角を向いているかを把握しやすい練習場であるほど、狙いをつけやすくなるのです。
目標物の並びが、1つの線上にしかないものではなく、複数ある練習場のほうが、打席の向きを把握しやすくなるため、そういった練習場が推奨されます。
・使っているマットが薄すぎない方が良い
打席にあるマットは、あまり硬くないもののほうが体の負担になりません。
薄くて硬いマットほど、手首や肘をケガする確率が確実に増えます。
ある程度は厚みがあり、やわらかなマットを使っている練習場を選ぶようにしましょう。
そして、長年の酷使で消耗し、どこかがヘコんでいたりするマットよりは、きれいな状態のマットを使っている練習場のほうが好ましくもあります。
消耗したマットを使う打席になった場合は、フロントに違う打席に変えてもらうことを訴えることもいいかもしれません。
・アクセスしやすい練習場を選ぶ
同じようなレベルの練習場であるのなら、通いやすい条件の練習場を選びましょう。
遠いほど足を運ぶ回数は確実に減ってしまうため、練習頻度を維持するためには遠い練習場を選ぶことはリスクになります。
・ボールの価格と状態を考える
安くボールを打てる練習場のほうが、経済的には助かります。
しかし、ボールの損傷が激しすぎる練習場は避けるべきです。
練習場のボールは、基本的に飛びすぎないように設計された核がやわらかいボールになります。
飛距離が出る練習を行うとき、損傷したボールを使っていれば、実際にコースで打った時の飛距離と誤差が広がってしまい、良い練習をすることが出来ないのです。
・フラットな形の練習場が好ましい
練習場の奥が高くなっている、いわゆる打ち上げ型の練習場よりは、フラットな形の練習場を選ぶようにしましょう。
打ち上げ型の場合、ボールを高く上げるようなフォームに崩れてしまいやすくなるのです。
ゴルフはフォームを守ることが鉄則であり、それが崩れやすい練習場は、初心者のうちは避けるべきです。
レベルに応じては悪条件もまた練習になる
打ち上げ型の練習場や、マットが消耗しているような練習場も、実際のゴルフ場で遭遇するシチュエーションを再現することが出来ます。
斜面に向かって打つ状況もあり得ますし、足場が悪い状況もあるからです。
初心者は上述の方針を守った方が良いですが、練習に求めるテクニック次第では、悪条件もまた有益な訓練になるのです。
ゴルフの技量や知識を蓄えていきながら、悪条件も練習に取り入れることで自分のスキルアップにつなげていくことにするのも、ゴルフ練習場の使い方ではあります。
ゴルフ練習場の施設が自分に合ったものを選ぶ
近年のゴルフ練習場は、練習だけをするためのものではなくなりつつあります。
なぜなら、練習コースを無料開放しているゴルフ場も増えつつあるため、ゴルフ練習場は、ショップや社交の場としての機能を充実させることによって、競争力を高める必要が生じているのです。
ゴルフはプレーするだけが楽しみではなく、新しい商品の性能を情報を交換することで知ったり、ゴルファー同士の交流をしたりすることもゴルフの楽しみのうちに含まれます。
・ゴルフ練習場にある施設を評価する
ショップやレストラン施設や、シャワーなどの入浴設備だけでなく、近年では整骨院などの治療院や、トレーニングジムなどが併設しているゴルフ練習場もあるのです。
それらの施設は、ゴルフを楽しむためには必要性のある施設でもあります。
ゴルフ用品や、その情報をショップから入手することも出来ますし、ケガをすれば治療院に通えばよいのです。
トレーニングジムで体を鍛えることは、リハビリやケガ予防、プレーの質の向上にもなります。
・自分に合った施設があるゴルフ練習場を選ぶ
ボールを打つ練習をする以外にも、ゴルフには必要なことがあり、そのニーズを叶えてくれる施設をもったゴルフ練習場を選ぶことも価値あることなのです。
レストランやジムで友人たちと語らうことも、ゴルフの楽しみになります。
ゴルフは多くの方にとって趣味ですので、同じく趣味としてゴルフを行う仲間たちとの社交を追及していくことも、ゴルフの楽しみ方なのです。
まとめ
ゴルフは止まったボールを打つという、完全セットプレーのスポーツです。
知識や戦略があれば、体力の衰えを補ってプレーすることの出来るスポーツですので、情報を共有する仲間がいれば、何倍も楽しくなっていきます。
テクニックを鍛え上げると共に、ゴルフが持つ社交の面を、ゴルフ練習場で満喫するという価値観も大事になってくるのです。